汗をかくことは人間にとって重要なことですが、時に厄介な存在にもなります。
特に脇汗は、汗染みが目立つのでなんとかしたいところ。
ぼくは多汗症なので、脇だけでなく手や足にも尋常じゃないくらいの汗をかきます。
汗で紙が濡れてふやけたり、パソコンのキーボードがべちゃべちゃになったことが何度もあります。
自動車を運転しているときも緊張するので、脇汗が本当にやばい。
↑水ではなく、手汗です。
なので市販されている制汗剤は、全くといっていいほど効果を感じられません。
しかし、今は汗をかなりのレベルで抑えることができています。紙が濡れてふやけたり、脇汗の染みで悩むこともなくなりました。
では、どうやって克服したのか?
それは「Perspirex(パースピレックス)」という塗り薬のおかげです。
なんか、ステマみたいな感じの説明になりましたねw
でも、これは多汗症のぼくが実際に使っているものなので、試す価値はあると思います。価格も2000円ほどです。
多汗症とは?
多汗症には全身に汗が増加する全身性多汗症と体の一部に汗が増える局所多汗症があります。
引用元:公益社団法人日本皮膚科学会
全身性多汗症には特に原因のない原発性と感染症、内分泌代謝異常や神経疾患に合併するものがあります。
局所多汗症も原因のわからない原発性と外傷や腫瘍などの神経障害による局所性多汗症があります。
原発性局所多汗症では手のひら、足のうらや脇という限局した部位から両側に過剰な発汗を認める疾患です。
なんか難しい言葉が並んでいてわかりにくいですね。
要は、普通の人よりもなぜか汗が出やすくて(特に手とか脇、足)、大量に出るというものなんですね。
一応、「病気」ということらしいが、健康的には全く問題ありません。
ぼくは「病気」とかいう表現が嫌いなので「アイデンティティ」だと思っていますw
ぼくの多汗症のレベル
まず1枚目の画像です。
↑拡大してみると手のひらや指先に、うっすらと汗が見えます。これは、特に何もしていないときの状態です。
次は2枚目の画像。
↑これは、ノートを書いたりパソコンのキーボードを打っている時の状態です。作業しているときは、いつもこんな感じ。
次は3枚目の画像。
↑極度の緊張状態の時です。ゲームでボスキャラと戦っている時によくこうなるw
このように、ぼくの多汗症は3段階に変化していきます。わかりやすく伝えるために、手汗で紹介しましたが、脇と足も同じように連動しています。
Perspirex(パースピレックス)について
Perspirex(パースピレックス)とは、デンマークの「Riemann A/S」という会社が製造している制汗剤です。デンマークは医療先進国だそう。
↑肌に最も優しいタイプの「コンフォート」。しかし、効果はそれなり。
↑普通タイプの「オリジナル」。ぼくが実際に使っているものです。ほとんどの人は、十分な効果を実感できると思います。
↑最も強力なタイプの「ストロング」。「オリジナル」を使っても効果が実感できない人向け。ただし効果が強いので、人によっては肌がかぶれる可能性も。
そんなPerspirexですが、決して怪しいものではなく日本でも有名なようです。病院で実際に処方しているところも多くあります。
ぼくのように、ひどい多汗症でもビックリするくらい汗を抑えてしまいます。ただ、注意しなければならない点もあるし、購入方法についても説明していきます。
汗を抑える効果はどのくらい?
ぼくは脇、手、足の3箇所に使っています。
全く汗が出ないわけではありませんが、少し滲むかな?くらいです。水滴となって滴り落ちてくるほどの多汗症でも、ここまで抑えてしまいます。
特に、脇汗の染みは目立つ部分なので、その悩みがなくなっただけでも本当にうれしかった。
ちなみに、説明書によると1回塗るだけで3〜5日間効果が持続すると書いてあります。ただ、個人差があるようで人によっては、1週間以上持つ場合もあるらしい。
ぼくは、1回塗るだけで4日間効果が続いています。
成分について
成分的には「塩化アルミニウム」というものが使われています。
「塩化.....アルミニウム?!」と思う人もいるはずです。
だけど安心してください。これは、市販の制汗剤でもよく使われているものです。
Perspirex(パースピレックス)は、この「塩化アルミニウム」の濃度を少し高めたものです。
例えば、どこの薬局でも売っている「オドレミン」という制汗剤には、約10%含まれていますが、Perspirex(パースピレックス)の「オリジナル」には20%含まれています。
使用する上での注意点
これだけ効果が強いと、「肌に良くないのでは?」と思う人もいるはずです。
体質によっては、かゆくなる場合もあるようです。ぼくの場合、かゆみはありませんでした。
Perspirex(パースピレックス)には「コンフォート」と「オリジナル」、「ストロング」の3種類があるので、肌に合わせて選ぶと良いです。
購入方法
ぼくは、楽天で買っています。ほかにYahooショッピングでも買えます。
価格としては、1本あたり2200円〜2400円程度です。
病院で処方してもらう手段もありますが、面倒ですし何より4000円とかして高いので、ネットで買うのがおすすめです。
Perspirex(パースピレックス)の使い方
ロールオンタイプなので、簡単に塗ることができます。脇、手、足など汗を抑えたい部分に使います。
最初の1週間くらいは、効果が出るまでは毎日塗ってください。
効果が出るようになったら、1週間に2回とか1回とか塗るだけで大丈夫です。ここは人によって違うと思います。
塗るのは夜寝る前が良いです。何故かというと、寝ている間は汗腺の活動が下がり、より効果が出やすくなるからです。
朝起きたら、汗拭きシートで拭き取るかシャワーでも浴びてしっかり落としてください。
これで汗の悩みとは無縁になります。
まとめ
今回は、汗で悩んでいる人の中でも、特に多汗症の人へ向けた内容でした。
多汗症の悩みは、それを実際に経験している人にしか理解できない問題だと思います。
「ただノートを書いているだけなのに」、「ただスマホを触っているだけなのに」
このような何てことのない出来事でも、なぜか汗が大量に出てくる。
緊張するともっと汗が出てくる。
だけど、そんなつらい悩みも今日で最後にしましょう。
完璧にとはいかなくても、きっと満足できる結果を得られると思います。